今週で最終週となる函館競馬。開催当初から時計がかかる傾向の洋芝を使ったとは思えない“超高速決着”が目立つ。先月14日の新馬戦(芝1000メートル)では、カイショーが56秒4で勝利し、79年8月の新馬戦でハギノトップレディ(翌年の桜花賞馬)がマークした57秒2の2歳コースレコードを0秒8更新する時計でファンを驚かせた。

騎手も同様で、今週の取材中には「馬場が速すぎる」「例年とは全く違う」といった声が上がっていた。

ただ今週は週中に雨が降り、Bコースも2週目ということで、少し傾向が変わってきそう。

先日の函館記念でコースレコードを更新したヴェローチェエラ。同馬に騎乗していた佐々木大輔騎手は、今週の芝コースを「さすがに緩くなると思うんですよね。雨の量で馬場はかなり変わってきますから。今週は前半ではもしかしたら、まだ速い決着とか、先行が有利になると思うけど、特に日曜の後半とかになればその傾向は変わってくると思います。1200メートルのレースとかなら、速くても1分8秒後半にはなると思いますよ」と分析した。

ファンだけでなく、騎手も悩ませてきた今回の函館芝。先週もレコードタイムが見られたが、今週はさらに馬場傾向を吟味する必要がある。