英国王室主催のロイヤルアスコット開催が火曜(16日)に開幕しました。

今年も毎日7つのレースが土曜(20日)まで続き、開催中には8つのG1を含む、19の重賞が詰め込まれています。

日本での馬券発売はありませんが、開催最終日となる土曜のG1クイーンエリザベス2世ジュビリーS(芝直線1200メートル)には、昨年に続いて参戦するサトノレーヴ(牡7、堀、父ロードカナロア)と、鮫島克駿騎手を鞍上に挑むルガル(牡6、杉山晴、父ドゥラメンテ)が出走を予定しています。

英国のブックメーカーによる前売りオッズはサトノレーヴが単勝7倍の2番人気、ルガルは13倍で3頭が並ぶ3番人気タイ。単勝3倍台の1番人気に推されているのは今年に入ってランドウィック競馬場の短距離重賞を3連勝中と好調なオーストラリア調教馬ジョリースター(牝5、父ズースター)です。

サトノレーヴは昨年、勝ったラザットに半馬身差まで迫る2着に善戦。ルガルも3月のG1アルクォーツスプリント(芝直線1200メートル)で首差2着と、2度目の直線競馬で好勝負を予感させています。

水曜(17日)には開催の目玉となるG1プリンスオブウェールズS(芝1990メートル)が行われます。

出走予定の8頭のうち、半数の4頭がG1勝ち馬。 昨年の凱旋門賞馬で、今年も地元フランスのG1を2連勝するダリズ(牡4、父シーザスターズ)と、昨年のこのレースの覇者で、G1英インターナショナルS(芝2050メートル)でダリズを撃破するなど中距離G1で4勝を挙げるオンブズマン(牡5、父ナイトオブサンダー)の再戦が見どころです。

3番人気のアルマカム(牡5、父ロペデヴェガ)は前走のG1タタソールズGC(芝2100メートル)を完勝して、一皮むけた印象。タタソールズGC(6着)では人気を裏切ったものの、凱旋門賞で2着したミニーホーク(牝4、父フランケル)も巻き返しに余念なく今後の欧州古馬戦線を左右する見逃せない一戦になりそうです。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)