夏の新潟を締めくくる新潟記念(G3、芝2000メートル、30日)の追い切りが26日、東西トレセンで行われた。「追い斬り激論」は5年ぶりに当欄に登場する東京の久野朗記者がチェルヴィニア(牝5、木村)をプッシュ。同じく東京の奥岡幹浩記者は、NHKマイル優勝のロデオドライブ(牡3、辻)を推した。この両馬を含めてG1馬5頭が激突する一戦。夏の終わりのスーパーG3の行方は?

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奥岡 G3とは思えないメンバーがそろいました。

久野 G1馬が実に5頭。昨年、ハンデ戦から別定戦に条件変更されて、実績馬が出走しやすくなった。

奥岡 バラエティーに富んだメンバー構成です。ところで先輩が当欄に登場するのも久々だそうで。

久野 記憶をたどると、5年ぶりかな。

奥岡 実績十分のベテランが、満を持しての再登場ですね。さて、追い切りで気になった馬は。

久野 チェルヴィニアだね。美浦ウッド6ハロン86秒4-11秒7(馬なり)。2週前と1週前が2頭併せ、今回は3頭併せの真ん中で負荷をかけてきた。時計は強調できるほど速くないけど、直線の反応は先週以上だと感じた。

奥岡 今日は初コンビの津村騎手が感触を確かめました。

久野 その鞍上の声が弾んでいたのが印象的。「さすがG1馬。落ち着きがあって堂々としている。いい結果を出して復活させてあげたい」と絶賛していた。

奥岡 ただ、成績が落ちた牝馬を立て直すのは簡単ではないのでは。

久野 この馬は2走前の中山記念でブリンカーを着用して5着と復調のきっかけをつかんだ。16着だった前走はマイルが合わなかった。新潟記念は2年連続で牝馬が優勝中。今年はこの馬の出番とみた。

奥岡 僕はロデオドライブを推奨します。今日もトレーナーが自らまたがり、5ハロン67秒5-12秒1(馬なり)。師は「先週にある程度やっているので、今週はさらっと」と説明。しっかり我慢が利いていました。

久野 デビューから4戦マイル戦に出走してきた馬。一気の2ハロン延長はどうだろう。

奥岡 近親にカンパニーやトーセンジョーダンがいる牝系。父サートゥルナーリアで、ためさえ利けば、2000メートルでも最後ははじけるとみます。

久野 古馬の壁も気になるけれど。

奥岡 過去10年の新潟記念で3歳馬は【2・1・1・4】。2頭に1頭は馬券に絡んでいます。

久野 まだG1馬が勝ったことがない新潟記念。いずれにせよ、熱戦を期待ですな。