23年目の丹内祐次騎手(40)がJRA通算700勝に到達した。3番人気ユキマル(牡6、尾形)で差し切って決めた。

節目へあと1勝と迫って迎えたこの日は11鞍を集めた。3Rで2着とし、6、7、8Rでも3戦連続で2着。10Rは3着と惜しい競馬が続いた。メインレースでは中団の外めを落ち着いて運び、直線は逃げるジョーローリットをねじ伏せるように捉えた。

北海道・函館出身の丹内騎手は2004年にJRA競馬学校の騎手課程20期生として卒業。同期には川田将雅騎手、津村明秀騎手、藤岡佑介調教師らがいる。同年に美浦の清水美波厩舎からデビュー。1年目は8勝、2年目の05年は27勝を挙げた。だが06年に落馬で負傷。復帰した07年は11勝で08年は3勝、09年は8勝と低迷した。その後地道に信頼を築き「マイネル軍団」の主力ジョッキーとして活躍。昨年は95勝を挙げ、全国リーディング7位と躍進した。今年は函館リーディングを獲得。この勝利で今年のJRA62勝目となった。

レース後にお立ち台へ立ち、マイクを握った。ジャケット姿で参加した同期の上野騎手を横に「朝からずっとこの格好で待ってくれていましたが、2着4回は上野のせいかなと思っていました(笑い)。メインで勝ててよかったです」と笑顔。「若い時には遠い数字でした。いつもローカルでメモリアルがありますが、こうやって中央場所で達成できてうれしいです。(今後は)同期の上野くんに笑われないような騎乗をしたいです」と最後まで白い歯を見せた。