サフィー・オズボーン騎手(24)がハイウェイマン(牡3、J・オブライエン)で制し、史上初となる女性騎手による英国のクラシック競走制覇が達成された。
英セントレジャーはダービーやオークス、2000ギニー、1000ギニーなど他のクラシック競走よりも歴史が古く、今年が第250回という世界最古のクラシック競走。オズボーン騎手と4番人気のハイウェイマンが先頭でゴールを駆け抜けると、実況は「ヒストリー、イズ、メイド(新たな歴史が作られた)、サフィー・オズボーン」と絶叫し、ドンカスター競馬場の場内は大歓声に包まれた。
レース後のインタビューでオズボーン騎手は歓喜の涙が止まらず、その後の取材では「信じられません。涙があふれてきました。人生で初めてゴールの瞬間、ガッツポーズをしました。本当に勝てたなんて信じられません。今朝、目覚めたとき、今日はいい予感がしたんです。でも、大抵は予感が外れるので、人に言うのはためらわれて…。騎乗依頼が来たのは火曜日です。あ、セントレジャーに乗れると思いました。かなりいい馬に乗れると思いました。思ったより早く先頭に立ちましたが、馬がよく走ってくれましたね。クラシックの勝利は誰もが夢見ることですが、勝てるとは思っていませんでした。また泣いちゃう。250周年の記念の年で。人生が変わるような出来事です。(英国を代表する女性騎手)ヘイリー(ターナー)やホリー(ドイル)を私はずっと尊敬してきました。彼女たちはさまざまな史上初を成し遂げてきました。今は私が…。(父からは)メッセージがありました。幸運を、と。エージェント(騎乗依頼仲介者)、ジョセフ・オブライエン調教師、オーナー、そして、仲間のみんなに感謝を伝えたいです。一番感謝したいのは祖父母と両親です。ずっと私のレースを見守ってくれています」と偉業を達成した心境を語っている。

