キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制したカルパナ(牝5、A・ボールディング)の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月4日=パリロンシャン)参戦が正式に決まった。7着に敗れた昨年に続き、2年連続の出走となる。25日、フランスギャロ主催の会見で「ジャドモントファーム」のバリー・マホン氏が発表した。

カルパナは父がディープインパクト産駒の仏ダービー馬スタディオブマンで、“ディープインパクトの孫娘”。ジャドモントファームは85年レインボウクエスト、86年ダンシングブレーヴ、06年レイルリンク、10年ワークフォース、17、18年エネイブル、24年ブルーストッキングに続く凱旋門賞8勝目を狙う。

マホン氏は「凱旋門賞は我々にとって、年間で最も大事なレースの1つ」と語り、もう1頭の有力候補だったサンクルー大賞、ヴェルメイユ賞で3着のサンリーは凱旋門賞ではなく、ロワイヤリュー賞に向かうことも明らかにしている。

7着に敗れた昨年については「残念ながら枠順に恵まれず、最後のカーブ付近でチークピース(馬具)を片方落としてしまったのです。アンドリュー・ボールディング調教師が新しいものを購入してくれましたので、今度は外れないことを願っています! 凱旋門賞には運も必要ですからね。枠順に関しては、まさに『天のみぞ知る』といったところです」と振り返った。

これまではカルパナについて重馬場向きと語ってきたが、前走のヨークシャーオークス(やや重)辛勝で考えを改めた様子。「4歳の頃は、もっと柔らかい馬場(重馬場など)が向いていると考えていました。しかし、5歳になった今年はそうではないことを見せてくれました。今シーズンのベストパフォーマンスは、『良馬場』で行われたキングジョージ6世&クイーンエリザベスSでした。(乾燥が続いている今年の)凱旋門賞で予想される馬場状態を考えると、これは我々にとってプラスに働く可能性があります」と前向きに語っている。