ダーレージャパンの種牡馬フクム(牡9、父シーザスターズ)が27年から英国のオーバーベリースタッドで供用されることになった。19日、「レーシングポスト」や「サラブレッドデイリーニュース」の電子版が伝えている。
フクムはバーイードの全兄という血統。現役時にはキングジョージ6世&クイーンエリザベスS、コロネーションCなどを制した。24年から今年までダーレージャパンで種牡馬として活動し、初年度産駒が現1歳世代になる。
サラブレッドデイリーニュース電子版によると、フクムは凱旋門賞馬ゴールデンホーンを種牡馬として所有する「ダッシュグランジスタッド」のジェイン・マクギヴァーン氏が購入。現役時のオーナーであるシャドウェルも引き続き、共同で所有する。マクギヴァーン氏は「フクムは、運動能力が高く、タフで才能にあふれ、闘志に満ちた素晴らしい競走馬でした。爆発的な瞬発力も備えています。馬体も気性も申し分なく、中距離馬の生産を目指す方々にとって、非常に魅力的な存在となるはずです。まさに私が求めていたタイプであり、我々の種牡馬陣に不可欠な一頭です。『シャドウェル』が引き続き彼に関わり、権利の一部を保持してくれることをとても嬉しく思います。彼の血統は、シャドウェルの基礎牝馬である『ハイトオブファッション』にさかのぼります。この牝馬は、生産者である故ハムダン殿下にとって特別な意味を持つ存在であり、フクムはシャドウェルの生産事業の大きな誇りと言えるでしょう。ゴールデンホーンをけい養しているオーバーベリースタッドに彼を迎えることができ、大変感激しています。ゴールデンホーンと同様、彼も平地・障害の両競走に向けた繁殖牝馬を集めることになるはずです。私自身が彼を見て感銘を受けたように、生産者の皆様も、実際に彼を目にすればきっとその素晴らしさに心を奪われることでしょう」とコメントしている。

