プロ野球番記者コラム

今宮にチームリーダーの自覚「大竹に申し訳ない」

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム:CATCH!!>

<ロッテ1-0ソフトバンク>◇17日◇ZOZOマリン

ロッテ対ソフトバンク 5回裏に失点し肩を落としてベンチへ向かう大竹。捕手甲斐(撮影・中島郁夫)
ロッテ対ソフトバンク 5回裏に失点し肩を落としてベンチへ向かう大竹。捕手甲斐(撮影・中島郁夫)

マリンの風はホークスに冷たかった。単独首位に立って乗り込んだ敵地の千葉・幕張で、ロッテに連敗。それも2戦連続の完封負け。口元までネックウオーマーを引き上げ、試合を見守った工藤監督の表情もさすがにさえなかった。

故障者続出の異常事態。指折り数えて何人が戦列離脱したことだろう。この日も上林が右手の死球の影響で途中交代。3週間前の開幕時には予想もしなかったメンバーで打順と守備を構成している。

今季2度目の連敗に悔しさは募る。試合後、移動のバスの前で表現しようのない悔しさに満ちていたのは今宮だった。

「大竹に申し訳ない。3試合いい投球をしているのに。1人1人がやらなくちゃいけないことをもう1度、しっかり確認してやっていかないと」。

「うーん」とうなると、次の言葉が続かない。前カードの楽天戦から打撃がおかしくなった。1戦目まで3割5分を超えていた打率も前日(16日)まで3戦ノーヒット。ようやくこの日の初回に右中間二塁打を放ったものの、シャットアウト負けに久々の快打を喜んでもいられない。故障者が多い現状を敗戦の理由として認めるつもりはない。「僕自身を含め、しっかりやらないと。(試合に出る選手は)しっかりつかんでほしい」。今季からホークスはキャプテン制を廃止したが、今宮の言葉はチームリーダーの自覚十分だった。

上位にいるとはいえ、厳しい戦いとなるだろう。「令和」まで残り2週間。チームは晴れ晴れしい気持ちで新時代に突入できるだろうか。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

おすすめ情報PR

野球ニュースランキング

    更新