プロ野球番記者コラム

何とも士気下がるソフトバンク終盤の4番交代

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム:CATCH!!>

<ソフトバンク1-8日本ハム>◇21日◇ヤフオクドーム

ソフトバンク対日本ハム 地元最終戦セレモニーでファンに「悔しい」と語る工藤監督(撮影・今浪浩三)
ソフトバンク対日本ハム 地元最終戦セレモニーでファンに「悔しい」と語る工藤監督(撮影・今浪浩三)

ソフトバンクにとっては痛すぎる1敗だった。いや、1敗以上の大黒星と言っていい。日本ハム先発の有原の投球がすばらしかったのは確かだが「必勝」は何が何でも勝つ! という強い意志がなければ達成することはない。

松田宣の1発で2点差とした8回に5番手の加治屋が3四球から走者一掃の3点三塁打を許した。疑問符が付く投手起用もそうだが、この時点でまだ負けたわけではない。その裏にはヒットの内川、今宮に代走を送り、打席後のグラシアルも下げてしまった。残り試合、トーナメント戦の一戦必勝を誓っているわりには何とも士気下がるベンチワークではなかったか。

今シーズンの本拠地最終戦。王球団会長は試合後のセレモニーを見守った。ドーム内にきらめき、ごう音を響かせる花火が何ともむなしいではないか。

「最後はちょっとウチらしい試合をしたかったけどなあ。まあ、有原はよかった。(ホークスは投手起用も)予定通りいかなかったね。でも、まだまだ(試合は)あるからね」。拳をつくって王球団会長は車に乗り込んで行った。監督時代は「誰よりも俺が勝ちたいんだ!」とチームを鼓舞し続けてきた“闘将”には悔しさの募るゲームだったはずだ。

チームは試合後、大阪に移動し今日22日からオリックス2連戦、そして仙台での楽天戦の遠征に出る。西武の負けを祈る…では、あまりにもさびしすぎるではないか。ラスト5試合、文字通り「死力」を尽くすしかない。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

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