プロ野球番記者コラム

日本ハム大田に中心選手の自覚「スキのない準備を」

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日本ハム大田泰示外野手(29)はあえて、チーム全体へ向けてメッセージを発信したに違いない。20日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で自主トレ後に報道陣に囲まれた。12日後に迫った春季キャンプの話題になった時に、熱く語った。

ティー打撃を行う日本ハム大田(撮影・木下大輔)
ティー打撃を行う日本ハム大田(撮影・木下大輔)

大田 チームとしてもスタート。チームプレーだったり連係を大事にしたい。そういうところでミスがなければ、去年も勝てる試合はけっこうあった。チームとしても連係プレーは目がいかないというか…流しがちな練習になることが多い。僕はコーチじゃないけど、選手間で1つ1つのプレーを丁寧に確認してスキのない準備をしたい。

中心選手としての使命感が、言葉に表れていた。

巨人から移籍して今季が4年目。この3年間で着実にステップアップし、昨年の契約更改では推定年俸1億円に到達。日本ハムを背負って立つ1人となった。紡ぎ出すコメントは巨人時代からインパクトがあったが、今は深みも増す。チームを引っ張る自覚が、そこにはあるからだと思う。

調整も順調だ。こんがりと日焼けして引き締まった表情が物語っている。年明け4日から17日まで、巨人田中貴と2人でサイパンで自主トレを行い、炎天下の中でバットを振り込んだ。この日も鎌ケ谷で入念に走り込み、ノックも受け、たっぷりと打ち込んだ。コンディションは万全だが、気を緩めることはない。

大田 まだスタメンは誰も確約されていない。3年連続で100試合以上出させてもらっているけど、浮足立たずに今季も右翼のレギュラーを取りにいく。今年で30歳になるけど、打率も打点もしっかり上げる。まだ成長できる。しっかりゴールデングラブ賞も取れるようにしたい。

飽くなき向上心をベースに、チームのために全力を尽くす気概は半端ではない。新主将の西川を支えながら、5位からの捲土(けんど)重来を目指す日本ハムをけん引してくれる期待感も高まるばかりだ。

鎌ケ谷で自主トレを行った日本ハム大田(撮影・木下大輔)
鎌ケ谷で自主トレを行った日本ハム大田(撮影・木下大輔)

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