夏の甲子園を目指す熱い戦いが今年も始まりました。先日、久しぶりに高校野球ファンのNさんからメールが届きました。
Nさんから「優勝校予想メール」が届くのは4年ぶり10度目。新型コロナで中止となった20年も「幻の夏」と題してメールをいただきました。Nさんは毎年、地方大会開幕前に(代表が決まってからではない)夏の甲子園優勝チームを予想します。2013年~21年(20年は中止)の8大会で5大会を的中させました。
予想の方法は、例年10校程度を候補に挙げ、この中から優勝チームが出れば的中。今年は8校を挙げてきました。
<Nさんの優勝予想8校>
◎健大高崎(群馬)
◎仙台育英(宮城)
◎智弁和歌山(和歌山)
○横浜(神奈川)
○天理(奈良)
○山梨学院(山梨)
○浦和学院(埼玉)
○二松学舎大付(東東京)
果たしてこの8校の中から優勝校は出るのでしょうか。Nさんの見解をどうぞ。
<Nさんの見解=原文まま>
読者の皆さん、ご無沙汰です。しばらく仕事が忙しく、予想をサボっていました(苦笑)。
私は1969年の松山商から見ているのですが、優勝校に共通する、あるデータに気づいてしまいました。1969年から2024年までの55年間で、このデータ通りにならなかったのは6校だけ。49÷55=89%の確率です。しかし、これを言うと大騒動になってしまうので、墓まで持っていくつもりです。スミマセン。
さて、高校野球ファンの皆さんなら、ご存じの通り、今年は次の3校の戦力が頭抜けています。
健大高崎、仙台育英、智弁和歌山。
3校とも、プロ注、U18代表レベルの選手がズラリと揃っています。投打のバランスもいい。
一発勝負の予選を突破し、甲子園の組み合わせで、当初決まる準々決勝までのヤグラ8つに分かれて入れば、この3校のいずれかの優勝が固いと見ています。
それ以外にも、マル秘データに該当する高校は、20数校あるのですが、その中で、私が注目するのは、横浜、天理、山梨学院、浦和学院、二松学舎大付の5校です。それぞれの高校の戦力分析は、様々なメディアにも紹介されているので割愛しますが、ここまで挙げた8校が、仮にベスト8に残ったら…。ワクワクしませんか。
最後に、私の故郷である大阪への苦言を。大阪桐蔭は、毎年優勝予想に入れてきましたが、今回は、外しました。最近の大阪桐蔭の不振の原因は、ズバリ大阪大会のレベルの低さにあるとみています。履正社、大阪学院大高以外の高校のレベルが低く、大阪大会の準々決勝ぐらいまでラクな試合になっている。関東地区などに見られるハイレベルな野球は、今の大阪にはありません。関東各県の試合を見た後で、大阪を見ると…。ため息が出ます。公式戦でラクな試合ばかりしているため、選手は伸びず、全国レベルでは通用しない。球場設備と球場へのアクセスも、他都道府県と比べ貧弱。改善の見込みもありません。このままでは大阪の高校野球は、衰退の一途をたどるでしょう。
何ごとも他者との競争が存在することで、イノベーションは生まれます。大阪の高校野球チーム、大阪高野連、球場関係者の皆さん、ぬるま湯に浸っていませんか。
以上がNさんの見解、そして苦言(提言)です。
さて私の予想はどうか。ここ数年の春秋関東大会、近畿大会を取材して感じるのは関東のレベルの高さ。好投手が多く、しかも140キロ以上の速球を投げる投手を複数抱えるチームが多い。横浜が制した春に続き、夏も関東から優勝校が出ると予想しました。
その中で本命なのは浦和学院。春の埼玉大会を圧倒的な打力、豊富な投手陣で優勝。関東大会では準々決勝でセンバツ優勝の横浜に2-3で惜敗しました。試合後、森大監督の囲み取材へ。同監督は悔しそうな表情を浮かべつつ「夏はわかりませんよ。横浜さんには夏の甲子園でリベンジしたい」と話しました。この試合は細かな守備のミスで競り負けました。それでも夏の大会は暑さもあって「打高投低」の傾向になりがちです。ここは強打者がずらりと並ぶ浦和学院の実力を信じてみたいと思います。
地方大会は7月29日に全49代表が決定。夏の甲子園は8月5日に開幕します。




