プロ野球が開幕した。巨人は2勝1敗で阪神に勝ち越した。野球評論家の西本聖氏が3連戦をテレビでチェックした。

 -初戦を落とした巨人だったが2連勝で勝ち越し。良いスタートが切れたのではないか 西本氏 打では岡本、投手陣では上原。2人の活躍が大きかった。岡本はオープン戦も良かったが自信にあふれているし雰囲気を感じられるようになった。上原は味のあるピッチングをしたと思う。バッターからすればスプリットがいつ来るか、いつ来るかと考えてしまう。そういう中でストレートをうまく使えた。さすがだなと思いました。球場のムードも変えられるし大きな戦力になってくれるはず。

 -沢村の復活も大きい

 西本氏 力んで、力んでというイメージだったが力みが無くなってきている。力感は無くなったが制球が良くなったしテークバックでリラックスしているからフォームが暴れなくなった。何かをつかんだ感じがする。

 -ベンチの雰囲気は

 西本氏 1、2戦では小林を先発捕手で使ったが3戦目は新人の大城を抜てき。ベンチが動いて舵を取っているなという感じ。高橋監督もガッツポーズが出ていたし良い表情をしていた。

 -不安材料は

 西本氏 開幕戦で打ち込まれたエース菅野。内容が悪すぎる。シュートのようなシンカー系の球を覚えたことで左肩の開きが早くなったような気がする。シュート系のボールを投げるとどうしても体が開きやすくなる。150キロの真っすぐがあるのだから、もっと直球を使った方がいいのでは。2戦目の田口も打たれたがこちらは初球の入り方、勝負の仕方に問題があった。もう少し冷静に投げていれば抑えられただけに悔いが残ったと思う。

 -阪神は初戦に快勝したが2連敗

 西本氏 第2戦で藤浪を引っ張りすぎたと思う。6回無死満塁で岩崎に代えたがせめて一、二塁の場面で代えたかった。というよりも、勝利投手の権利を得た5回で代えるべきだったと思う。制球が不安定でいつ崩れても不思議ではなかった。結局6回に同点に追いつかれてしまい藤浪も責任を感じただろうし、岩崎も同じ。2人の投手をつぶしてしまったことになった。

 -藤浪の2戦目起用については

 西本氏 メッセンジャー、秋山、藤浪の順番かなと思っていた。なぜなら3戦目は日曜日で翌日の月曜日は休み。リリーフをどんどん投入できる。だから3戦目に藤浪を使うのかなと思っていた。3連戦なら1、2戦目は完投能力のある投手。そこまで安定感のない投手はリリーフを多少無理して出せる3戦目に使うということ。藤浪に勝ちが付いていれば大きかったと思うが、勝てなかったことでこれがどう影響していくか。次回登板に注目したい。