センバツ準Vの東海大四(北海道)野球部に、追い風が吹く。来年度から新校舎に移転する同校が、現在の校舎跡地に、野球部専用球場をはじめとした大規模なトレーニング施設を建設する計画があることが4日、分かった。今年度内に160人規模の寮も新たに完成予定。バレーボールやバスケットボール、スキーなど、多数の強豪運動部を抱える同校の“夢プラン”が、実現へ向けて動きだす。
センバツ高校野球で準優勝した東海大四に、これ以上ないビッグな計画が浮上した。来年度の新校舎移転に伴い、現在の札幌市南区南沢にある校舎跡地に、野球部専用球場や陸上トラック、トレーニングルームなどを備えた複合スポーツ施設を造ろうとする計画で、早ければ来年度内に着工、2017年度からの運用を目指す。同校の小坂秀王校長(61)は「スポーツコンプレックスを造りたいという夢の青写真は、あります。それを、実現したいと思っている」と、壮大な“夢プラン”を明かした。
野球部は現在、隣接する系列の東海大北海道のグラウンドを“間借り”している状態で、ナイター設備はおろか、大学硬式野球部との併用で練習時間も限られている。「両翼95メートルくらい取れる専用球場があれば」と常々口にしていた大脇英徳監督(39)にとって、専用球場の完成は、甲子園で日本一を狙うための追い風となりそうだ。
東海大北海道の敷地内に建設中の新校舎に加え、160人規模の運動部寮も今年度内に完成予定。1963年、総面積14万2000平方メートルの敷地に建設された現校舎は、バスケットコート3面を取れる第2体育館、その半地下に存在する野球部の室内練習場など一部を残し、取り壊される見込みだ。
来年度には東海大札幌に校名変更する同校。野球部だけでなく、多数の強豪運動部を抱える“新生東海”が、北海道内の高校スポーツ界をけん引する。


