昨夏の甲子園に南北海道代表で出場した北海が、2年連続の南北海道大会進出を決めた。恵庭南を7回コールドで下した。

 先発した背番号11左腕、多間隼介投手(2年)が、6回2死まで安打を許さぬ好投。7回を2安打無失点に封じて勝利を呼び込んだ。打線は4回に4番佐藤佑樹三塁手(3年)のソロ本塁打で先制するなど、15安打の猛攻で打ち勝った。

 平川敦監督(45)は「秋も春も(札幌地区で)負けている。まだまだだけど1つ壁は越えられた」と話していた。

 夏の甲子園出場は全国最多36度を誇る。南北海道大会連覇で、記録を伸ばす。