智弁和歌山が、救援の池田陽佑(2年)の好投と決勝打で富山商を振り切った。富山商に2-2の同点に追いつかれた5回2死一塁でマウンドへ。広浜虎威(とらい)外野手(3年)に右前打を許し、一、三塁のピンチを背負ったが、相手3番打者を抑えて乗りきった。
打っては8回2死一、二塁の打席で、中前へ安打。本塁送球に気のはやった富山商の中堅手がそらす間に、2人の走者がかえった。8、9回は2死から安打を打たれたが、2点差を守りきり、高嶋仁監督(71)に甲子園65勝目を贈った。「うれしいだけです。監督に『ミートしろ』と言われていたので、意識して行きました」と高嶋監督の隣のお立ち台で、声をうわずらせた。

