日大三(東京1位)が、2試合連続の逆転勝ちで8強に進出した。2点を追う6回に打者11人の猛攻で一挙7得点。1番金子凌内野手(3年)が逆転の3点適時二塁打、大塚晃平外野手(3年)がリードを広げる2点適時打を放ち、プロ注目の山梨学院・垣越建伸投手(3年)を7回8失点でKOした。

 序盤、中盤、終盤と浮き沈みの激しかった試合展開に、小倉全由監督(61)は「漫画みたいな野球でしたね。(2番手で登板の)河村がよく投げましたね。金子も大塚も、いいところで打ってくれましたね」と評価した。