日本高野連は27日、今夏の第100回全国高校野球選手権記念大会から授与される3代目の深紅の大優勝旗を、甲子園球場で披露した。今夏の甲子園大会に合わせて、昨年4月から制作が行われ、新調された。

 優勝旗は西陣織で、2代目と同様に最高級の技法である「つづれ織り」が用いられた。デザインは初代、2代目と同じ。制作にあたった京都市の平岡旗製造株式会社の代表取締役社長・平岡昌高氏(72)は「皆さんに評価をいただけて大変うれしゅうございます」と笑顔を見せた。同社の専務取締役・平岡成介氏(43)は高校球児だったこともあり「ひとかたならぬ思いで制作にあたらせてもらって、濃い、わくわくした1年半を過ごさせてもらいました。やっぱり甲子園球場での大優勝旗は格別。ほんまものには、ほんまものが似合う」と感激した様子だった。

 深紅の大優勝旗は1915年の「全国中等学校優勝野球大会」から授与され、1958年の第40回記念大会で2代目が新調されていた。