木更津総合が5-0で準決勝進出を決めた。

 3回裏1死二塁、山中稜真捕手(3年)の中越え適時打で先制点を挙げると、その後も小刻みに得点を重ねた。7回裏には1死から、4回戦の千葉北戦で左目に死球を受けた松山大成外野手(3年)が代打ソロ本塁打を放ち、試合を決めた。

 松山は「打ってやろうと気持ちが入りました。本当に信じられません! うれしかったです」と、まだ腫れが引かない目で笑顔を見せた。五島卓道監督(64)は「松山はガッツのある子。気持ちが運んだんでしょう。見ていて気持ちがよかったですね」と、褒めた。