石橋(栃木)がシード校国学院栃木を破り、2年ぶり8回目のベスト8に進出した。3回に3点を先制するも、その裏に1点、4回に2点をかえされ同点に。

迎えた8回、小林到内野手(1年)が安打で出塁すると打線がつながり2点の勝ち越しに成功した。小林は「ずっと0点だったので、食らいついていきました。うれしかったです」と喜んだ。

先発した背番号「10」の山崎巧翔投手(2年)は、9回を投げ7安打6四死球4奪三振、3失点の粘投。「自分たちは100%挑戦者の気持ちで戦いました。80点です」と勝利の要因を語った。「練習試合で強豪校といい試合ができていたので、緊張はしませんでした」と自信を持って完投勝利を収めた。

好きな食べ物は「シュークリーム」と即答。「かんだ時に出てくるクリームがたまらない」。しかし「糖質制限をしているので2年間くらい食べられていない」と悔しがる。次戦に向け「持ち味の勢いある真っすぐと、低めに落ちるスライダーを使って勝ちたい」と意気込んだ。そして来年の夏大会後に「クーラーがガンガン効いた部屋でたくさんシュークリームを食べたい」と楽しみな未来も語った。【佐藤勝亮】