北照が延長の末、4-3で札幌国際情報を下し、同校初の連覇となる2年連続5度目の夏甲子園出場を決めた。

延長14回1死二塁、9番伊藤陸主将(3年)の打球が二失を誘い、二塁走者の楠絢心(3年)が勝ち越しのホームイン。12安打で3失点完投、今大会4試合をすべて1人で投げきった。甲子園には過去、春夏通算で9度出場。昨夏は2-4で沖学園(福岡)に惜敗しており、令和最初の夏にリベンジを目指す。

◆北照 1901年(明34)小樽商業学校として創立された私立校。48年から現校名で、98年から共学。生徒数218人(女子46人)。野球部は1908年創部で部員75人。甲子園は春5度、夏は5度目。主な卒業生は元ヤクルト米野智人ら。所在地は北海道小樽市最上2の5の1。小路修司校長。

▽ヤクルト西田(10年甲子園で選手宣誓した北照OBで、オフの自主トレではグラウンドを使用)「おめでとうございます。せっかく甲子園に出場するので、目立つ夏にしてほしい」