最速163キロ右腕、大船渡・佐々木朗希投手(3年)が決勝進出を目指し準決勝で一関工と対戦。「4番投手」で先発マウンドに上がり最速157キロ直球などで15三振を奪い2安打完封。明日25日、甲子園を目指し花巻東と対戦する。


チーム
一関工
大船渡

【大】佐々木【一】平野、金子

一関工は1回表、1番熊谷は147キロ直球見逃し三振。2番石川は四球、二盗成功。3番兼子は四球も石川が三盗失敗。4番小畑は157キロ見逃し三振。佐々木の投球数は24、最速は157キロ

大船渡は1回裏、1死二、三塁から4番佐々木の二塁適時内野安打で1点先制。5番木下の二飛を二塁手が落球する間に2点目

一関工は2回表、5番岩渕が154キロ打って右前安打も二盗失敗。6番伊藤は140キロ打って遊飛。7番伊藤は135キロ変化球空振り三振。佐々木の投球数は39

大船渡は1死二、三塁から内野ゴロの間に3点目

一関工は3回表、8番平野は136キロ打って中飛。9番佐藤は131キロスライダー見逃し三振。1番熊谷は139キロ空振り三振。佐々木の投球数は51

大船渡は3回裏、木下の適時打で4点目

一関工は4回表、2番石川が151キロ見逃し三振。3番金子は157キロ打ち返し中前安打。4番小畑は142キロをスリーバント失敗の三振。5番岩渕は150キロ打って遊ゴロ。佐々木の投球数は67

大船渡は4回裏、先頭打者安打も無得点

一関工は5回表、6番吉田は133キロ打って左飛、7番伊藤は138キロ空振り三振、8番平野は143キロ打って二ゴロで3者凡退。佐々木の投球数は74

大船渡は5回裏、3者凡退

一関工は6回表、9番佐藤が150キロ打って一ゴロ。1番熊谷は四球も二盗失敗。2番石川は変化球空振り三振。佐々木の投球数は91

大船渡は6回裏、先頭の千葉が安打も後続倒れ無得点

一関工は7回表、3者三振。3番金子は138キロ空振り、4番小畑は139キロ空振り、5番岩渕は155キロ見逃しで12個目。佐々木の投球数は103

大船渡は7回裏、3者凡退

一関工は8回表、3者凡退。6番吉田は133キロ空振り三振。5連続で13個目。7番伊藤は147キロ打ってフェンス際まで飛ぶ左飛。8番平野は138キロ打って一邪飛。佐々木の投球数は117

大船渡は8回裏、1死満塁から9番佐藤の犠飛で5点目

一関工は9回表、3者凡退で試合終了。9番佐藤は137キロ空振り三振。1番熊谷は136キロ打って二ゴロ。2番石川は147キロ空振り三振。佐々木は15三振を奪って2安打完封。投球数は129

一関工対大船渡 9回表一関工2死、決勝進出を決めた佐々木(左)は及川恵とタッチをかわす(撮影・山崎安昭)
一関工対大船渡 9回表一関工2死、決勝進出を決めた佐々木(左)は及川恵とタッチをかわす(撮影・山崎安昭)
一関工対大船渡 決勝進出を決め、三塁側応援席にあいさつに向かう大船渡の選手たち(撮影・中島正好)
一関工対大船渡 決勝進出を決め、三塁側応援席にあいさつに向かう大船渡の選手たち(撮影・中島正好)
大船渡対一関工 決勝進出を決め、笑顔でスタンドへあいさつに向かう佐々木(右から2人目)ら大船渡ナイン(撮影・横山健太)
大船渡対一関工 決勝進出を決め、笑顔でスタンドへあいさつに向かう佐々木(右から2人目)ら大船渡ナイン(撮影・横山健太)
一関工対大船渡 左足を大きく振り上げる大船渡・佐々木(撮影・山崎安昭)
一関工対大船渡 左足を大きく振り上げる大船渡・佐々木(撮影・山崎安昭)
一関工対大船渡 大船渡・佐々木朗希の投球後、157キロの表示が出されて(撮影・山崎安昭)
一関工対大船渡 大船渡・佐々木朗希の投球後、157キロの表示が出されて(撮影・山崎安昭)
大船渡対一関工 3回裏大船渡無死一塁、石川(手前)の後逸で出塁する佐々木(撮影・横山健太)
大船渡対一関工 3回裏大船渡無死一塁、石川(手前)の後逸で出塁する佐々木(撮影・横山健太)
大船渡対一関工 3回裏終了時終了時、ベンチで会話を交わす大船渡・佐々木(中央)と国保監督(右)(撮影・横山健太)
大船渡対一関工 3回裏終了時終了時、ベンチで会話を交わす大船渡・佐々木(中央)と国保監督(右)(撮影・横山健太)
一関工対大船渡 力投する大船渡先発の佐々木(撮影・山崎安昭)
一関工対大船渡 力投する大船渡先発の佐々木(撮影・山崎安昭)
大船渡対一関工 1回裏大船渡1死二、三塁、右前適時打を放つ佐々木(撮影・横山健太)
大船渡対一関工 1回裏大船渡1死二、三塁、右前適時打を放つ佐々木(撮影・横山健太)
大船渡対一関工 1回裏大船渡1死二、三塁、右前適時打を放ち笑顔を見せる佐々木(撮影・横山健太)
大船渡対一関工 1回裏大船渡1死二、三塁、右前適時打を放ち笑顔を見せる佐々木(撮影・横山健太)
一関工対大船渡 1回表開始前、マウンド上で笑顔を見せる大船渡・佐々木(撮影・横山健太)
一関工対大船渡 1回表開始前、マウンド上で笑顔を見せる大船渡・佐々木(撮影・横山健太)
午前7時の開門を前に来場者が列をつくる(撮影・山崎安昭)
午前7時の開門を前に来場者が列をつくる(撮影・山崎安昭)

2回戦:大船渡14-0遠野緑峰

<高校野球岩手大会:大船渡14ー0遠野緑峰>◇16日◇2回戦◇花巻球場


チーム
大船渡14
緑 峰

「4番投手」で今夏初戦の先発マウンドに上がった。2回をパーフェクトに抑えお役御免。最速は147キロ。打っては先制の適時三塁打を放った。試合は14-0で5回コールド勝ち。佐々木の後を受けた大和田健人投手(3年)も3回を無安打1四球に抑え無安打無得点リレーを達成した。5700人収容の内野スタンドは満員。試合中に外野芝生席も開放された。投球数は19


3回戦:大船渡10-0一戸

<高校野球岩手大会:大船渡10-0一戸>◇18日◇3回戦◇花巻球場


チーム
一 戸
大船渡10

今夏2戦目。「4番投手」で16日の初戦に続き先発マウンドに上がった。6回を投げ1四球のみのノーヒットノーランを達成した。最速は155キロをマークし毎回の13三振を奪った。球場には早朝から続々とファンが駆けつけ、日米13球団27人のスカウトがネット裏に陣取った。投球数は93


4回戦:大船渡4-2盛岡四

<高校野球岩手大会:大船渡4-2盛岡四>◇21日◇4回戦◇岩手県営野球場


チーム101112
大船渡
盛岡四

延長12回、自ら決勝2ランを放ち21奪三振完投で8強入りを決めた。最速は160キロをマーク。194球を投げ抜き試合後は涙を流した。ヤンキースの他、NPB6球団スカウトが視察。会場の岩手県営野球場(盛岡市)には早朝から多くのファンが駆けつけた。内野席は満員。外野席も開放された


準々決勝:大船渡6-4久慈

<高校野球岩手大会:大船渡6-4久慈>◇22日◇準々決勝◇岩手県営野球場


チーム1011
大船渡
久 慈

佐々木はベンチスタート。先発・大和田が5回までパーフェクトの好投も7回に4-4同点に追いつかれ延長戦へ。10回裏、サヨナラ負けのピンチを切り抜けると11回に2点を勝ち越し。佐々木を温存して4強入りを決めた