東海大相模(神奈川1位)が駿台甲府(山梨2位)を圧倒し、7回コールドで2回戦に進出した。

初回、無死満塁から4番西川僚祐外野手(2年)のフェンス直撃適時二塁打で2点を先制。打者一巡後、2番の加藤響内野手(2年)の高校通算26号となる満塁本塁打も飛び出した。一挙9点、自慢の強力打線がさく裂した。

高校通算50本塁打で早くも来秋ドラフト候補に挙げられる主砲・西川は「内角高め、少しボール気味でしたがコンパクトに振れた感覚があります」と先制打に言及。ただ「一番良かったのは、6回のセンター前ヒットです。ああいう当たりが一番いい」と話した。痛烈な中前打には、球場のスピードガンが反応し「166キロ」が表示されるほどだった。