元日本ハム芝草氏が帝京長岡監督に就任「責任ある」

プロ野球・日本ハムで主に中継ぎ投手として活躍し、その後投手コーチも務めた芝草宇宙氏(50)が、新潟・帝京長岡高の監督に就任することが11日、分かった。日本ハムのスカウトを退任した17年冬に、学生野球資格回復の研修を受講し、18年から同校の外部コーチを務めていた。

同氏は帝京時代に、甲子園に3度出場。87年の3年夏には、2回戦東北戦で史上20人目のノーヒットノーランを達成した。同年秋、日本ハムにドラフト6位で入団。01年には56試合に登板し6勝(4敗)を挙げた。ソフトバンクを経て、07年に台湾・興農で現役引退。NPB通算430試合で46勝56敗17セーブ。11年から2年間は日本ハムで投手コーチ、13年からは5年間アマスカウトを務めた。

帝京長岡は同氏がコーチに就任した昨年秋に県4強に進み、26年ぶりに北信越大会に進出。だが今年は夏1回戦で敗れるなど低迷した。サッカー部、バスケットボール部は全国大会の常連校。帝京・前田三夫監督(70)と親交のある浅川節雄校長(71)が野球部の強化に乗り出しており、コーチとしてチームを把握している芝草氏に監督就任を打診。関係者によれば、芝草氏も「昨年から指導にあたっていて、現選手たちへの責任もある。チームを立て直したい」と前向きに話しているという。

近日中に発表され、就任会見を行う見込み。アマ、プロ両球界で実績を残した芝草氏の指揮の下、同校初の甲子園出場を目指す。

◆芝草宇宙(しばくさ・ひろし)1969年(昭44)8月18日、埼玉県生まれ。帝京から87年ドラフト6位で日本ハム入団。91年4月24日のロッテ戦で完封デビュー。01年から4年連続50試合に登板するなど、主に中継ぎで活躍し、通算430試合46勝56敗17セーブ。06年にソフトバンク移籍(1軍登板なし)。07年に台湾・興農で2勝2敗1セーブの成績を残し引退。11、12年に日本ハム投手コーチ。13年~17年はアマスカウト。右投げ左打ち。

その他の写真

  • 18年2月、ガッチリと握手する帝京・前田監督(右)と元日本ハムの芝草氏
  • 18年4月 帝京長岡の練習を見る外部コーチの芝草氏(中央)