宮崎新那内野手 守りからリズムつくる「つなぎ役」

<加藤学園センバツへ 至誠(5)>

加藤学園(静岡)宮崎新那(あらた)内野手(1年)は、自身について「つなぎ役」と自己評価。9番での起用が多く「良い形で1番打者につなぐことが自分の仕事」と意識している。今冬は、課題としている小技の技術向上を心がけ、中でも試合で苦い思いをしたバントの練習に力を入れている。

昨秋の県大会準々決勝・静岡戦。終盤のチャンスの場面で犠打を失敗した。公式戦で初めて挑戦したバントだったが、高めのボール球に手を出し、投飛に終わった。その日の帰宅後、自宅でバントの入り方を確認。東海大会前には、米山学監督(41)から直接指導も受けた。だが、同大会2回戦の近大高専(三重)戦でセーフティーバントを試みるも失敗。特訓の成果を見せられなかった。

甲子園のメンバー入りを果たしたが、背番号は東海大会の4番から14番へと変わった。レギュラー奪回を目指し、まずは自信のある守備でアピールしていく構えだ。「自分は守りからリズムをつくるタイプ。そこの持ち味を発揮したい。打撃では、どんな形でも出塁して、次につなげることを意識したい」と話した。「全員野球」をかかげるチームの象徴的な役割を果たす決意だ。【河合萌彦】

◆宮崎新那(みやざき・あらた)2003年(平15)8月25日、裾野市生まれ。須山野球スポーツ少年団、駿東ボーイズを経て加藤学園高へ。昨秋からメンバー入り。右投げ右打ち。170センチ、56キロ。血液型A。家族は両親と祖父母。

※「至誠」とは、加藤学園高の校訓で誠実で品位のある姿勢を示す。「全ての事は心からはじまる」を部訓とする野球部にも通じる言葉です。