履正社監督、代替大会で「大阪2連覇」経て聖地へ

大阪府独自大会「令和2年大阪府高校野球大会」(7月18日開幕)で、昨夏の優勝校・履正社は22日の初戦で北かわち皐が丘と対戦する。代替大会と甲子園での交流試合が近づき、選手ミーティングでは、やるからには頂点という意思で固まった。

岡田龍生監督(59)は「僕らも協力するよと言ってあります。練習が出来る喜びを感じている。野球が楽しそう」と語った。目指すは代替大会での「大阪2連覇」を経ての“甲子園出場”。全国制覇した昨夏と同じ手順を踏んで聖地に乗り込む。

新型コロナウイルス感染者は府内でも微増し、予断は許されない。6月下旬には「できる限りのことをしてあげたい」と、茨木市内のグラウンドに顔認証の体温測定器を設置した。今年は見えない敵にセンバツ、春季大阪府予選、夏の甲子園と立て続けに奪われてきた。「ショックなことが続いてきた。まだ不安は多いです」。指揮官は3年生の晴れ舞台のため最後まで全面サポートする。

◆注目カードとブロック 177校169チームが参加する。3回戦までは南北に分かれて対戦し、4回戦以降は31日、準々決勝以降は8月5日に再抽選を行う。決勝は同10日。7月19日に強豪同士の大阪偕星学園と近大泉州が1回戦で激突。大会屈指の好カードだ。南地区は大体大浪商、大商大堺、東大阪大柏原が入ったブロック、北地区は金光大阪、関西創価、大産大付、大冠のブロックが激戦区。

◆大阪独自の代替大会のガイドライン 開閉会式は行わず、無観客試合とするが、試合をするチームの控え部員と3年生部員1人につき保護者2人まで入場を認める。大声での応援は禁止。メガホンや音の鳴る道具などは持ち込めない。守備からベンチに戻った選手は手洗い、顔洗いを必ず行う。勝利チームの校歌斉唱は行わない。試合後の会場周辺での長時間ミーティングも禁止。試合は10回からタイブレーク制を導入する。