敬徳が20年ぶりの決勝で、劣勢を跳ね返しながら健闘したが、1歩及ばなかった。

2点リードされた直後の8回は3点を奪って再逆転。最後は延長戦で力尽きた。徳永太監督(33)は「粘り強いチームで相手が1歩上だった。経験が薄かった。野球をする力をつけないと初優勝はつかめない」と振り返った。8回、再び同点に追いつかれた直後の無死満塁で救援登板してしのいだ太田透天外野手(2年)は9回以降、球威が上がり力投したがサヨナラ打を浴びるとマウンドで崩れ落ちた。「悔しいです。3年生と最後の試合。優勝したかった」と話した。