決勝は東日本国際大昌平が5-1で福島商を下し初優勝した。

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エース矢板裕大(2年)は勝利の瞬間、客席の仲間たちに向かってガッツポーズ。「スタンドもグラウンドも能力は変わらない。その中で選んでもらえたので」と感謝した。

夏14連覇の聖光学院、センバツ21世紀枠の磐城、初の4強で勢いに乗る相馬東、そして古豪福島商を倒しての優勝。伊藤博康監督(50)は「本当にいいチームになった。うちに欠けているのは甲子園。堂々と甲子園と口に出して、もぎとりにいきたい」と東北大会に目を向けた。