明学東村山はコールド負けを喫したが、強豪校相手に柚木拓真外野手(3年)が投打に存在感をアピールした。工藤大二郎監督(30)が「コーチとして7年、昨秋に監督就任しましたが、見てきた中でもトップクラスです」と太鼓判を押す存在だ。

1番中堅で先発出場。初回無死、東海大菅生・先発の豊岡遥翔投手(3年)のスライダーを左中間へ持って行った。50メートル走6秒2の快足を飛ばし、一気に三塁へ。先制のきっかけを作った。「ストレートを待ってる中でのスライダーだったんですけど、しっかりスイングが出来ました」。この日は3打数2安打の結果を残した。

2回途中からはマウンドへ。走者なしの際は、背中の「背番号8」を打者に見せる“トルネード投法”から、130キロ台後半の力強い直球を投げ込んだ。投手経験は豊富ではなく、「小学校の時と高校入学後に少しだけ。(投げ方は)小学校の時に指導者の方に勧められたのがきっかけです」と話した。

6失点を喫したが、東海大菅生の若林弘泰監督(55)は「相手のピッチャーの球が走ってて、打てないかなと思ってました」と、驚きをみせていた。

夏はノーシードからの挑戦となる。柚木は「YouTubeでも見てましたけど、生の東海大菅生の迫力はすごかった。もっと練習したいです」と前を向いた。