初優勝を目指す高校日本代表が前回優勝の台湾に完敗し、今大会初黒星を喫した。台湾は明日のパナマ戦に敗れても4勝1敗で、日本との直接対決に勝っているためB組1位での通過となる。日本はB組2位でスーパーラウンドへ進むことになった。

序盤に大量得点を奪われての完敗に、馬淵史郎監督(66)は「負けるときは悪いことが出ますよね。心配したことが出るし、1日空いてスーパーラウンドに入るんで、気持ちを切り替えて、スーパーラウンドに持っている力を全部出してやりたいと思います」とコメントした。

左腕先発の九州国際大付・香西一希投手(3年)が2回に乱れた。2四球で満塁のピンチを招いて降板。海星・宮原明弥投手(3年)に交代したが、浮いた速球を9番打者に痛打され、右中間に走者一掃の適時三塁打を浴びた。さらに1点を失い、重い4点の劣勢になった。宮原は3回も立て直せない。四球や失策が重なり、9人攻撃に遭い、致命的な4失点になった。

今秋ドラフト候補の高松商・浅野翔吾外野手(3年)は二ゴロ、三振の2打数無安打だった。また、同候補の大阪桐蔭・松尾汐恩捕手(3年)は3打数無安打も、盗塁を2度阻んで強肩を披露した。打線は5回、履正社・光弘帆高内野手(3年)の中前適時打で反撃した。6回も大阪桐蔭・伊藤櫂人内野手(3年)が中前適時打。だが、時すでに遅く、流れは変わらなかった。

前夜はオーストラリアを5回コールドの10-0で下し、スーパーラウンド進出を決めていた。今後は中1日で日本時間16日からはA組の3チームと対戦する。

この日は投打とも精彩を欠いた試合となったが、馬淵監督は「スーパーラウンドの勝敗によって、もう1回チャイニーズタイペイと1位決定戦であたるか、3位決定戦であたるかということになるんですけど、そこまでうちがなんとか食いついていけるかですよね。ジャパンの選手たちがもう1回タイペイとあたるんだという気持ちで、気持ちを切り替えてやってもらいたいと思っています」と台湾へのリベンジを誓う。初の世界一へ、ここから戦いはレベルアップする。

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