智弁学園は接戦を制して2年ぶり17回目の優勝を飾った。
3-4で迎えた8回無死満塁で藤田健人投手(3年)が同点の右前適時打を放ち、敵失も絡んで逆転した。藤田は9安打4失点で完投。昨秋準決勝で敗退した宿敵にリベンジを果たした。「2度同じ相手に負けたくなかった。全部全力でやった結果だと思う」と胸を張った。
藤田は昨秋、背番号10で1イニングのみの登板。投打の二刀流でチームをけん引するライバル・中山優月(3年)の背中を追ってきた。自信をつけるため練習ノートに振り返りを記入し、毎週末のミーティングではチームメートの話から自分に生かせる部分を探した。この日の登板に向け中山からは「自分がいるから思いっきり投げてこい」と言われたといい、「心強かった」と語った。完投の自信を糧に、夏に向けて中山との2枚看板での活躍を誓った。
同校は27日から大阪で行われる近畿大会に出場する。

