春夏連続の甲子園出場を目指した慶応が横浜に劇的勝利し、18年以来5年ぶり19度目の夏の甲子園出場を決めた。

土壇場で底力を発揮した。3回に先制するも逆転を許し、2点ビハインドで迎えた9回1死二、三塁。横浜のエース杉山遥希投手(3年)と対峙(たいじ)するのは3番・渡辺千之亮外野手(3年)。「とにかく後ろのバッターにつなぐ思いだった」とフルカウントまで粘り7球目、チェンジアップを捉え、左翼への3ラン本塁打を放ち、逆転に成功した。「チームに貢献出来てうれしい」と振り返った。

春夏連続で聖地への切符をつかみ、森林貴彦監督(50)は「結果がどうこうより部員たちを誇りに思います」と涙ぐんだ。

◆慶応 1858年(安政5)に創設された蘭学塾が前身の私立校。高等学校は新制高校として1948年(昭23)に開設された。生徒数は2180人(うち女子0人)、野球部は1888年(明21)年に創部で部員数は107人。甲子園出場は春10度、夏は19度frfv目。主な卒業生は楽天津留崎大成、ソフトバンク柳町達、ヤクルト木沢尚文。所在地は神奈川県横浜市港北区日吉4の1の2。阿久沢武史校長。