着実に加点した愛工大名電が3年連続15度目の夏の甲子園に大きく近づいた。
初回、中部大春日丘・比嘉門大翔捕手(3年)に先頭打者本塁打を被弾。しかし、1回裏2死から敵失などが絡んでの満塁で、中村咲斗内野手(3年)が走者一掃の右越え三塁打で逆転した。4回には4番寺田純平外野手(3年)の適時二塁打などで2点を追加。5回、7回、8回にもそれぞれ1点を加え、2回以降リードを守り切り、中部大春日丘の反撃を振り切った。
主将の金森洸喜内野手(3年)は「ほんとに苦しい試合だった。中部大春日丘もほんとに粘り強いチームだなと思いました」と、追いすがった中部大春日丘の攻撃を称えた。効果的な加点での3年連続での決勝進出。「自分たちの野球は守備からのリズムだと思っています。守備からのリズムで1点ずつ重ねていけたのは良かった」と、先輩たちが続けた頂点へ歩みを寄せたことに胸をなで下ろした。
05年から大会3連覇した愛工大名電にとっては2度目の大会3連覇に王手。倉野光生監督(64)は「平成の3連覇は非常に意味があったし、令和の3連覇も挑むべきもの」と、残り1勝に気を引き締めた。

