第105回全国高校野球選手権大会(6日開幕)に初出場する浜松開誠館ナインが2日、甲子園に向けて出発し、夕方には大阪入りした。この日午前、同校グラウンドで大阪入り前の最後の練習を実施。フリー打撃やノックなど通常と変わらないメニューで約2時間、汗を流した。浜松市出身の鈴木爽愛内野手(3年)は「いつもと変わることなく準備できた。優勝した実感と県代表としての責任を持って、甲子園で力を出し切りたい」と、充実した表情でグラウンドを後にした。
午後1時、同校グラウンドで学校関係者や後援者らが見送る中、選手は表情を引き締めながらバスに乗り込んだ。主将の吉松礼翔内野手(3年)は「甲子園でも全員野球で全力で戦ってきます。県代表としてまずは初戦突破」と力強く宣言。エース近藤愛斗投手(3年)も「浜松から久しぶりの出場。1球1球を大切に、人に感動を与える試合がしたい」と大舞台への決意を新たにした。
創部26年目で初めて聖地の土を踏むチームは今日3日、甲子園見学と抽選会に臨む。鈴木は「対戦相手がどこでも、強い気持ちを持って戦うだけです」と力を込めた。夢の舞台で新たな歴史の1ページを刻む準備は整った。【山口昌久】

