高校野球の秋季北海道大会地区予選の組み合わせ抽選が7日、全10地区のトップを切って釧根地区で行われた。
18年夏以来の公式戦勝利を狙う標茶が、秋は6年ぶりとなる単独チームで大会に臨む。23日の1回戦の相手は釧路明輝に決定。網谷宙夢(ひろむ)主将(2年)は「単独でチームが組めたことはすごくうれしい。自分がこのチームを引っ張っていきたいなと思っていた」と胸を高鳴らせている。
近年部員不足により連合チームでの出場が続いていたが、今夏5年ぶりに単独で出場した。しかし地区初戦別海との試合で悔しさを味わった。0-9とリードを許して迎えた4回裏守備の途中で、自チームの選手が熱中症で足がつるなどの体調不良となった。登録メンバーは助っ人を合わせ10人いたが、当日のベンチ入りは9人だったため、交代できる選手がいなかった。試合は続行不可能で没収試合となり、相手に勝利を譲った。網谷主将は「悔しさがあって、今も練習が頑張れていると思う」と口にする。
3年生が引退し、夏休み中は残った1、2年生6人で練習してきた。人数不足に同主将は「心配ではあったけど、頑張っていこうと声をかけ合っていた」。休み明けに勧誘などを行い、助っ人6人が加入。12人で秋の挑戦が決まった。穂刈大知監督(26)は「あきらめないということをスローガンに、選手たちは日々練習に取り組んでいる。試合当日も最後まであきらめないで戦いたい」と話す。網谷主将は「自分たちの力で、秋こそは勝てるように」と気合が入っている。【山崎純一】
〇…別海が4年ぶりの秋全道を狙う。夏の地区代表決定戦では釧路工に敗れはしたが、1桁背番号をつけた1、2年生が5人残るなど新チームに期待がかかる。島影隆啓監督(41)は「歴代のチームと比べて、ここまでの仕上がりは1番いいかもしれない。上を目指していきたい」と意気込む。初戦は標茶と釧路明輝の勝者と対戦する。

