県3位からの下克上を狙った日大三島の戦いが、2回戦で幕を閉じた。愛知の王者・愛工大名電に逆転負け。ナインはがっくりと肩を落とした。
2本塁打を浴び、6回途中3失点で降板したエース関野巧真(2年)は「チームに申し訳ない」と涙。2年ぶりのセンバツは絶望的となった。
意地は見せた。1-5で迎えた7回。富塚龍之介主将(2年)、公式戦初スタメンを飾った三崎悠人外野手(2年)の連続長打などで3点を返す。春夏通算24度の甲子園出場を誇る名門を相手に、一時は1点差に迫った。富塚は「今までなら4点差のまま、ずるずる負けていた。粘りは出てきたと思う」と言った。
ただ、追いつき、追い越すことはできなかった。永田裕治監督(60)は「結果はタイムリーでも、防げる失点があった」と記録には残らないミスを指摘。富塚は「チャンスで1本を出す勝負強さがまだ足りない。この経験を生かすも殺すも自分たち次第」と顔を上げた。悔しい敗戦の中でつかんだ手応えと課題。雪辱を誓う来夏への糧とする。

