第96回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)に出場する日本航空石川が9日、山梨県内で行われたセンバツ旗授与式に参加した。
センバツ旗を受け取った主将の宝田一慧外野手(3年)は「感謝の気持ちで恩返しできるように、優勝を目指して頑張ります」と話し、感謝を力に変える。
中村隆監督(39)は「1月1日から当たり前が当たり前でなくなり、段ボールベッドで慣れない生活を行ってきましたが、山梨の暖かいみなさまのおかげで、この当たり前でない生活が当たり前に変わろうとしています。普段の日常に改めて感謝しなければいけないと感じています。一戦必勝でみなさんの声援をパワーに変えて。1戦1戦、戦ったあとに優勝旗があると信じて、戦ってまいります」と力強く宣言した。
同校は元日の能登半島地震で被災し、野球部は1月中旬から山梨県内を拠点に活動している。センバツでは大会6日目第1試合で常総学院(茨城)と対戦することが決まっている。
センバツ日程終了後は、東京・青梅市にある明星大キャンパスに学校機能が一時的に移転されるため、野球部員の生活拠点や練習拠点も青梅に移る。
一時的な措置のため、石川県高野連への所属は変わらない。学校関係者はこの日、春季石川県大会(昨年は4月22日開幕)へ参加する方向で調整していることを初めて報道陣に明かした。大会期間は石川県内に遠征しての試合になる。

