春の奈良王者・天理が、兵庫王者の社に快勝し、準決勝進出を決めた。
天理の先発左腕、麻田悠介投手(3年)が、圧倒的な投球をみせつけた。初回に2四球を与えるなど不安定な立ち上がりをみせたが、無失点に切り抜けた。2回以降は立て直し、ボールを低めに集めて打たせて取る投球でアウトを積み重ねていった。
その後も社打線を寄せ付けず、8回1死まで無安打無失点投球を続けた。四球、ヒット、四球で1死満塁のピンチを招いたが、後続を断って無失点。最後まで1人で投げきり、完封で初戦発進に導いた。
4回まで両軍無得点が続いたが、打線が5回に一気にたたみかけた。2死一、三塁から8番伊藤達也内野手(2年)が先制の中前適時打をマーク。なおも1死満塁から赤埴幸輝内野手(2年)が押し出し四球を選び、続く3番永末峻也外野手(2年)が右中間を破る適時二塁打でさらに2点を追加。社の適時失策もあり、この回で6点とビッグイニングをつくった。9回に永末、伊藤の適時打などでさらに5点を加えた。
投打がガッチリとかみ合い、11年以来13年ぶりの春季近畿大会王座奪還へ好スタートを切った。

