利府の2年生エース、田沢郁杜投手が無安打無得点の快投を演じ、3位決定戦を制した。「まだまだ実感はないんですけど、勝てたことが一番うれしいです」と笑顔だった。打者30人と対戦し無安打3奪三振。許した走者は2四球と味方の失策で出した計4人のみ。最速は133キロも、ジャスト100球で打たせて取った。県高野連によると、岩出山・今野龍太投手(現楽天)が達成した13年夏以来だという。
軸足とは逆の左足を1度引き、その反動で高く上げる変則フォーム。「細い体で戦うために全身を使うように意識しています」と、ドジャース佐々木のフォームを参考にし、この春から定着させた。今大会では3試合に登板し、いずれも完投。うち2試合は完封勝利を挙げた。「体力面の課題も克服できて、ゲーム展開も焦らずにつくることができました」と夏に向けて、さらなる成長を誓った。

