八王子学園八王子は早実に3-6で敗れ、初戦で夏を終えた。それでも、ナインを後押しするスタンドの声援は最後の一球までやむことはなかった。

アルプススタンドの中心で声を張り上げたのは、団長の関勇人内野手(3年)と副団長の佐野真人投手(3年)。2人だけに託された赤いコーンを使用したメガホンを手に、最後まで仲間へ声援を送り続けた。関は「3年生の中でこのメガホンを持てるのは団長と副団長だけ。目立つように使っています」と話した。

関はこの日、マネジャーを含む3年生26人からメッセージを書き込んでもらった練習着を着て応援に臨んだ。「ベンチとスタンドの一体感を高めたいと思って、みんなに書いてもらいました」。背中には「東京一長い夏」「みんななら大丈夫」など、仲間の思いが詰まった言葉が並んでいた。

試合には敗れたものの、最後まで選手を信じ、声をからした応援団。その思いは、敗戦の瞬間までスタンドを一つにしていた。

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