母校・拓大紅陵を24年ぶりの甲子園に導いた坂巻展行監督(60)が涙を流した。
9回に片岡拓月捕手の3ランで逆転勝利。試合を終え、「小枝監督が背中を押してくれました…」と男泣きした。
拓大紅陵は1984年(昭59)、春と夏の甲子園にそれぞれ初出場。坂巻監督は、小枝守元監督のもと、内野手として活躍した。
小枝さんは2019年に死去。恩師の思いも背負っての勝利に、「小枝先生だけじゃなくて、応援してくれていた人たちがいなくなっていって。でも、周りで見守っているっていうのは感じました」と万感の思いを口にした。
選手として土を踏んだ甲子園に、今度は監督として乗り込むことに。「100倍ぐらいうれしいです。選手たちが頑張って、私を連れて行ってくれたって。子どもたちに連れて行ってもらったっていう喜びですよね」と選手たちに感謝した。
◆拓大紅陵 1978年(昭和53年)創立の私立高校。開校当初の校名は木更津紅陵高校で、80年から現校名。現在の生徒数1062人。野球部創立も78年。現部員数は74人(女子マネージャ6人)。甲子園出場は春4度、夏6度目。主なOBに元オリックス小川博文、元ヤクルト飯田哲也、日本ハム加藤貴之らがいる。千葉県木更津市桜井1403。山本哲也校長。

