エンゼルス大谷翔平投手(26)が、打者で出場した7日(日本時間8日)のマリナーズとのオープン戦前に、マドン監督と話し込んでいた。
理解を示すようにうなずきながら、時折笑顔を見せた。同監督とのシーズンは2年目。アスリートとしての能力を高く評価され、投打の二刀流でプレーすることに関しても強力な後押しを受けている。
「今までやってきた監督、どの方も素晴らしかったですけど、みんなやり方だったり、色が違う。去年1年だけでは正直、短すぎて分からないことが多いので、今年いろいろと話しながら楽しめたらと思います」
メジャー1年目は、エンゼルスの監督を19年務めたソーシア氏がシーズン後に退任。2年目は、球団と3年契約を結んだオースマス氏が1年で解任され、3年目でマドン監督が就任した。大谷がメジャー移籍後3年間で毎年、監督が交代。同じ監督と2年目に臨むのは今季が初めてとなる。
選手との対話を重視する同監督からは、投手として大きな期待を寄せられ、状態を考慮した上で中5日で回すことも検討されている。メジャー1年目と昨年は週に1度、中6日のスケジュールで登板してきた。それでも「しっかり投げられればベストだと思いますし、それができるように、望まれているならするべきじゃないかなとは思います」と前向きに話した。
一方で、慎重な姿勢も見せた。「ブルペンの球数とかをちょっと考える必要もあると思いますし、日々のキャッチボールの強度も毎日全力でやればいいというわけでもないと思う」と、中5日となった場合の調整法について言及した。
さらに「これまでは、中6日のスケジュールで自分がどういう風にやればいいかを体調と相談しながら決めてきましたけど、1日違うと結構ピッチャーにとっては違うと思うので、経験しながらどれが合ってるのか、確かめる必要がある」とも話した。
疲労や体にかかる負荷も数値化され、客観的なデータがとれる時代。とはいえ、過去の経験を踏まえた感覚は個人にしか分からない。いずれにしても大谷とマドン監督の密な意思疎通が、二刀流復活への1つのキーポイントとなりそうだ。【MLB担当=斎藤庸裕】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「ノブ斎藤のfrom U.S.A」)




