米大リーグ球団の幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングが11日、フロリダ州レークブエナビスタで始まった。

 選考委員会の投票で前日に米国野球殿堂入りが決まった元タイガースの名選手2人が記者会見で喜びを分かち合った。

 本格派右腕として通算254勝を挙げたモリス氏は「自らの存在意義を明確にしてくれた友人とともに選ばれて誇りに思う」と涙が止まらなかった。遊撃手でゴールドグラブ賞4度、通算2365安打のトランメル氏は「ともにいい時も悪い時も経験した。これ以上のことはない」と口にした。