3度目の飲酒運転のため米国就労ビザ取得を拒否されているパイレーツ姜正浩内野手(30)が、今季もメジャー復帰の可能性が低く母国の韓国プロ野球に戻るのではないかと、4日付のピッツバーグ・ポストガゼット電子版が伝えた。

 現在、ビザを再申請中だが、再び拒否される可能性が高く、そうなればパイレーツとの契約を解除し、韓国にとどまるだろうと同紙は予想している。すでにパイレーツ球団幹部は、姜の今季の復帰も諦めているという。

 姜は2015年にポスティングシステムにより4年1100万ドル(約12億7000万円)、5年目契約選択権付でパイレーツに入団。1年目の15年は打率2割8分7厘、15本塁打、58打点と活躍し、16年は打率を落としたものの21本塁打、62打点をマークした。昨季はビザが取得できないため1年間プレーできず、昨年11月にメジャー復帰を目指してドミニカ共和国のウインターリーグに参加したが、成績が奮わず、解雇されていた。