パイレーツ筒香嘉智外野手(29)がメジャーでは初の2試合連続アーチを決めた。「4番一塁」でフル出場。2号ソロ&適時打を放ち、チームの勝利に貢献した。

本塁打は1-1の同点に追いつかれた直後の4回だった。先頭で打席に入り、カ軍の左腕ハップの初球89・7マイル(約144キロ)の甘く入った直球を捉えた。打球速度107マイル(約172・2キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)で、豪快に中堅バックスクリーン右へたたき込んだ。前日20日の同戦では、9回2死走者なしで代打で登場。カウント1-1からの3球目を捉え、右越えに今季1号ソロを放っていた。

7回2死一、二塁で迎えた第4打席では、カウント1-0から、2番手左腕カブレラの97・7マイル(約157キロ)の低めの直球を中前にはじき返す適時打をマーク。この試合、2打点目を挙げた。

1回2死二塁での第1打席はフルカウントから空振り三振、6回1死走者なしでの第3打席は、右寄りに敷かれたシフトの前に遊ゴロだった。

これで8月17日のパイレーツ移籍後に放った5安打中、4本が長打(本塁打2本、二塁打2本)。筒香が新天地で勢いに乗ってきた。