MLB公式サイトは26日(日本時間27日)、「2022年の最もエグい投球22選」を掲載し、エンゼルス大谷翔平投手(28)の投球が2球選ばれた。

同記事では1球ずつ動画付きで紹介し、12番目と22番目に大谷が登場。まず選ばれたのは、6月2日に敵地で行われたヤンキースとのダブルヘッダー第1試合で、3回にラメーヒューに投げたスプリット。カウント1-2からこの1球で空振り三振を奪ったが、スタットキャストによると投球の球速は91.1マイル(約146.6キロ)で、縦の変化量は33.6インチ(約85.3センチ)だった。同サイトは「大谷のスプリットは球界で最も打ちにくい球の1つだが、この投球は完璧だった」と評した。

次に選ばれたのは、9月10日の敵地アストロズ戦で3回にタッカーに投げたフォーシーム。2死二、三塁で、2ストライクから101.4マイル(約163.2キロ)をストライクゾーン内に投じ、空振り三振を奪った。同サイトは「大谷は投手として今季記録した219三振のうちの1つをタッカーから奪った。だが、打者ではタッカーよりも本塁打を打っていることを忘れてはいけない」と紹介した。

大谷の他には、デグロム(メッツFA)の95.7マイル(約154.0キロ)のスライダーや、カーショー(ドジャース)の落差66インチ(約167.6センチ)のカーブ、バーランダー(アストロズFA)の回転数2507のフォーシームなどが選ばれた。