キューバ野球連盟は24日、来春のWBCでキューバ代表としてMLBの選手が参加することが認められたと発表した。

複数のキューバメディアが報じたもので、米国とキューバ両国間の政治、通商関係の影響でキューバから亡命しMLBでプレーする選手がキューバ代表として参加するには米国政府の許可が必要だったが、同政府から許可が出たと連絡を受けたという。同野球連盟は、手続きが完了次第、予備登録選手のリストを公表するとしている。ペレス・パルド同連盟会長は「尽力してくれたMLBと世界野球ソフトボール連盟(WBSC)に感謝する」と声明を発表した。

キューバ代表には、ホワイトソックスのヨアン・モンカダ内野手(27)とルイス・ロバート外野手(25)らが参加の意思を表明。キューバから亡命したメジャーリーガーがWBCに参加するのは大会史上初となる。