アスレチックスのマーク・コッツェー監督が24日、MLBネットワークのラジオに出演し、藤浪晋太郎投手(28)を高評価した。

同監督は「マウント・フジは素晴らしい物を持っている。速球は100マイル出るし、日本の投手がよく投げるスプリットも持ち合わせている。球種はトップクラスの先発投手」と、藤浪が入団会見で口にしたマウント・フジ(富士山)呼びで絶賛。「(前日の)ライブBPでは緊張も見られたし、大谷と投げ合うエンゼルス戦でも緊張するかもしれない。2人は若いころからの歴史があるからね。フジはメジャーで投げることを昔から待ちわびていたと思うし、緊張や興奮もあるだろうけど、デビュー戦を早い段階で済ませられるのはいいこと」と話した。

藤浪は昨シーズン終了後に阪神からポスティング申請し、1月にアスレチックスと1年325万ドル(約4億2300万円)で契約。先発ローテ入りが期待されている。この日はストレッチやキャッチボールなどで軽めに調整し、28日(日本時間3月1日)のエンゼルス戦登板に備えた。