パドレス先発のダルビッシュ有投手(37)のピッチクロック違反にSNS上で多くの反応が見られた。

試合開始直後のマウンドだった。1番ムーキー・ベッツに対し、カウント3-1から5球目を投じようと左足を上げた瞬間に球審がタイムをかけた。走者なしでは捕手からボールを受けてから15秒以内に投球をしなければならず、そのルールに抵触。1ボールが加算され四球となった。

注目が集まる試合の立ち上がりがピッチクロック違反による四球スタートに「X」では「ピッチクロック」がトレンドに上がり、多くの声が集まった。「ピッチクロックで盛り上がりや緊張感がなくなる」「駆け引きの要素がなくなる」など否定的な意見がある一方で、「リズム感のある試合展開には必要」「日本と比べてすごくテンポが良い」など肯定的な意見も見られた。

MLBでは23年からピッチクロックが適用されており、走者ありの場合は20秒だったルールが今季から18秒に短縮された。

日本野球機構(NPB)でもピッチクロックは議論に上がったが、現段階での採用は見送られている。一方で登場曲の10秒以内厳守など試合時間短縮のための取り組みが行われている。

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