【シカゴ(米イリノイ州)6日(日本時間7日)=四竈衛】日本最高峰右腕がメジャーで初勝利を刻んだ。
ドジャース山本由伸投手(25)が、今季3戦目となるカブス戦に先発。初回無死満塁は3者連続三振、2回2死満塁も三振とピンチで逆に制圧した。5回3安打無失点8奪三振と好投し、1勝目を挙げた。投手史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約487億円)で移籍した怪腕が、ド軍のエースとしての確かな1歩を踏み出した。
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MLB公式のデータ「スタットキャスト」によると、山本のカーブは縦に落ちる幅がメジャーでもトップレベル。平均63インチ(約160センチ)の落差があり、球速とリリースポイントが似ている同種類のカーブと比較した指標の数値では平均より7・7インチ(約20センチ)落差が大きく、両リーグで3位の位置づけ。1位で9・7インチ(約25センチ)のコローン(オリオールズ)、2位で8・1インチ(約21センチ)のリベラトレ(カージナルス)に次ぎ、右腕ではメジャートップとなる。「ピッチングニンジャ」として知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏も、これを「ヨーヨーカーブ」と呼び、その落差の大きさを称賛している。



