クラブハウス裏の通路に姿を見せたドジャース山本由伸投手(27)は、気持ちの整理を終えていた。

「全体的にいい投球が多かったと思います」。7回に同点弾を浴びて白星は逃した。それでも、高度約1600メートルと打球が飛びやすい打者有利の同地対策として、ツーシーム、カーブを巧みに織り交ぜ、3回の2失点以降は13打者連続凡退。計21アウト中、12個を内野ゴロで仕留める、新たな引き出しを披露した。

「新エース」としての信頼感も感じた。7回2死から一、三塁のピンチを背負ったものの、ベンチはひと息入れるタイミングを取っただけで、最終的には動かなかった。「何とか粘って、追い越されることなく投げ切れたのは良かったポイントだと思います」。レジェンド左腕カーショー、スネルのサイ・ヤング賞組に大谷、グラスノー、そして山本。超豪華先発陣の中でも、開幕以来、唯一ローテを守り続ける最年少の山本の存在感は、増すことがあっても減ることはない。

大谷翔平7試合ぶりマルチで1打点、山本由伸7回3失点もドジャースはサヨナラ負け/詳細